ぽっこりお腹をへこます方法・女性編

40代からはぽっこりお腹にご用心!

女性の体の曲がり角は、3回あると言われています。
それはお腹に顕著に現れます。
10代から20代にかけての年代は新陳代謝が活発なので、努力次第で誰もがウエストはくびれ、バストトップの位置も高めを維持することができます。
ところが30代になるとウエスト周囲に脂肪がつき始め、くびれがなくなり徐々にお腹が出てきます。
40代になれば痩せている人もお腹だけはぽっこり出てきて、わき腹がつまめるようになります。
そして更年期に入る50代前くらいから、女性ホルモンが減少しはじめ内臓脂肪がつきやすくなり、お腹まわりにたっぷりと肉がついてきます。
このお腹周りの肉づきを押さえてバランスのとれたボディラインを保つには30代、40代、50代の女性の体の曲がり角を、上手に軌道修正していく必要があります。

生理後のファスティングダイエットが効果的!

ファスティングダイエット
生理の後にファスティングダイエットをすると、効果的に痩せることができます。
女性はホルモンの関係から、痩せやすい時期と痩せにくい時期があります。
痩せやすい時期にファスティング(断食)をおこなうと、比較的スムーズに体重が落とせます。
ファスティングとは内臓を休ませるのが目的のゆるい断食のことで、何も食べない断食ではありません。
ファスティングに適した時期はホルモンの関係から生理後と言われていますが、この時期に月に1回ゆるい断食をおこなうだけで、胃腸の調子が良くなり、ぽっこりお腹を解消することができます。

<ファスティングのやり方>

  • 1日目は、朝だけ野菜ジュースや野菜のスムージーにします。
    昼食と夕食は、カロリーの低い食材を使って料理をし、食事量をいつもの半分にします。
  • 2日目は、朝は野菜のスムージーにして、昼と夜はおもゆと野菜スープにし、激しい運動を止めて静かに過ごします。
  • 3日目は野菜や豆腐、海草類を中心としたカロリーの低いおかずにして、ご飯は少なめにします。
    湯冷ましは、デトックス効果があるので好きなだけ摂取しましょう。
    ただし、冷やさないで常温で飲むようにします。

ファスティングは、週末などを利用して1ヵ月に1回程度おこなうと、胃腸の調子が良くなり、ぽっこりお腹が解消されるだけでなく、肌もきれいになりなります。

産後のぽっこりお腹解消

産後のぽっこりお腹は意外と簡単に解消できます。

女性は出産によって体形が崩れるとほとんどの人が思っているでしょうが、実は出産後は体型を元に戻そうとする女性体特有の機能が働き、生活態度さえ気をつければスムーズに痩せることが可能なのです。

<女性の体のメカニズムについて>

妊娠すると子宮がどんどん大きくなり、お腹がせり出してきます。
そして出産すると、本来なら妊娠前の体に徐々に戻っていきます。
ところが、妊娠前の体に戻らずお腹がぽっこりと出たままの人もいますが、それは出産後の過ごし方の違いによります。
お腹の中で赤ちゃんが10ヵ月もかかって膨らんだ訳ですから、すぐに元に戻らないのは当たり前のことです。
産後はオキシトシンというホルモンが分泌され、子宮はゆっくりと収縮してして元に戻ります。

<産後のぽっこりお腹を解消するには6ヵ月が勝負です>

産前産後は思うように運動ができないのでどうしても太り気味になるうえに、産後は母乳を出すために摂取カロリーが多くなってしまいます。
しかし、食生活に気をつけるだけで乳腺炎の予防にもなり、赤ちゃんにサラサラのお乳を与えられ、ママ自身も自然にスリムになります。
授乳中におすすめの食材は大豆製品や青魚、海草類、小松菜やホウレンソウなどの緑黄色野菜やれんこん、にんじんなどの根菜類です。
また、産後の骨盤は緩んでいるので、ケアをしないと骨盤がゆがんだまま余計な脂肪がついてしまいます。
産後6ヵ月間は、産後用のガードルやさらし木綿などで骨盤を締めて、正しい位置にしておくことが大切です。

更年期のぽっこりお腹とホルモン事情

更年期障害の症状は月経不順、異常発汗、動悸、のぼせ、不眠など様々ですが、原因は卵胞ホルモンの分泌低下によります。
40代後半から50代にかけて更年期にさしかかると、体は敏感にホルモンの減少を察知して子宮や卵巣を守るための栄養源として、お腹に脂肪を蓄えようとする作用が働きます。
筋肉の少ない部分に脂肪は溜まりやすくなりますが、加齢とともに筋肉の収縮力が落ちてきたお腹に脂肪がついてきます。
そのため、痩せている人もホルモン事情でお腹がぽっこりと出てしまうのです。

<更年期の食習慣と運動習慣について>

ストレス食い
更年期は、ストレスで食欲がコントロールできなくなる時期です。
ストレス太りは、体内のやせ薬とも言われるセレトニンの分泌不足と言われています。
このセレトニンは、食物に含まれるアミノ酸トリプトファンとブドウ糖が結合して分泌されます。
トリプトファンは肉や魚介類、ナッツ、大豆製品に多く含まれます。
大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きがあるので更年期の症状を和らげる作用があります。
また、生活習慣病の予防や疲労回復にも役立ちます。

なぜ年齢とともにお腹に脂肪がつくの?

人の体は筋肉を使うことによって代謝が高まり脂肪が燃えますが、年齢を重ねると代謝が落ちて脂肪が燃えにくくなります。
若いころよりも活動が減っているにもかかわらず、食べる量が同じ量なら余った分は脂肪となって蓄積します。
年齢を重ねると太ももの前やお尻、首、背中の筋肉が落ちやすくなり、美しいスタイルを保ちにくくなります。
部分的に筋肉が落ちることによって、立ち居振る舞いがうまくできなくなります。
すると、ひざがでて太ももが細くなり、お腹まわりだけがぽっこりと出たバランスの悪い体型になってしまいがちなのです。

どの年代にもおすすめできる、ぽっこりお腹の解消法

体型が崩れる最大の原因は、老化による筋肉の減少です。
背骨と太ももと骨盤をつなぐ大腰筋を鍛えると、お腹まわりのラインを美しく保つことができます。
大腰筋は特別な運動をしなくても日常生活を正しい姿勢で過ごすだけで、十分鍛えられますが、下記のような大腰筋を鍛える簡単なエクササイズを1日おきに2週間続けると、早い人ではウエスト周囲に変化が見られます。

<大腰筋を鍛えるエクササイズ・脚上げ(レッグレイズ)のやり方>

  1. 床の上に仰向けに寝転び、ひざを軽く曲げて立てます。
  2. 太ももを引き上げて両膝を胸に近づけます。
  3. 胸に引き寄せた脚を天井に向かってゆっくり伸ばします。
  4. ゆっくりと脚を下ろし 1、のポジションに戻します。

この動作を10回繰り返します。
腹筋よりも苦しくなく、お腹まわりの脂肪を取すことができます。 
また、この簡単なエクササイズで高齢者の歩行能力が改善したという報告もあるようです。
寝転んで脚を上げるだけで大腰筋が鍛えられ、ダイエット効果が得られるなら試さない手はありません。

姿勢を意識するだけでぽっこりは防げる!

同じ年齢でも10歳も20歳も若く見える人や、逆に老けて見える人がいますが、その違いはどこにあるのかといえば、やはり姿勢にあるようです。
ぽっこり出たお腹やもっこりした猫背は老けて見えるだけでなく、肩こりや腰痛、便秘などの原因にもなり、慢性的な体調不良を引き起こします。
日常生活の中で常に姿勢を意識することで腹筋や大腰筋が鍛えられ、お腹が出るのが防げます。
もう40代だからとか、50歳を過ぎたからなどとあきらめることはありません。
60代でも70代でも筋力はつき、お腹はへこみます。
バランスのとれた食事と適度な運動を継続して、一刻も早く「ぽっこりお腹」とさよならしましょう。